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正しい姿勢(4)口

正しい姿勢が


  • 足と地面の正しい接地バランス

  • 骨盤のニュートラルポジション

  • 肋骨と呼吸量(きちんと息を吐く)


によって作られていく話をしました。


最後に大切にな要素は

  • 口を閉じていること=舌が上あごについていることです。



まず、成人の頭の重さは約4~6㎏ほどあります。


ボーリングの球を持つときに

持ちやすいように指を三本入れて、下から抱えるように持ちますね。

この時指を入れていなければ簡単に手から転がり落ちてしまいます。


これと同じことが頭にも言えます。


首と繋がっているので落ちることはないですが

口が開いて舌が上あごについていない状態だと

中心の支えがなくぐらつきやすくなります。


きちんと舌を上あごに付けた状態で

首を回してもらうと

ゆっくりと前や横に倒れる頭をコントロールできますが


口を開けて首を動かすと

カクンとコントロールが抜けやすいのが感じられるかと思います。



また口が開いている=口呼吸になってい状態では

気道が圧迫されるため

気道を確保しやすいように顎を前に突き出します。

それに伴い後頭部と首が縮こまり

バランスをとるために背中を丸めます


つまり

顎を突き出した猫背姿勢になります。


すると

せっかく腹圧が抜け、骨盤の角度も変わり

正しい姿勢が取れなくなります。



人間何かに集中すると

つい口が開いてしまいますが

気づいたら意識して口を閉じ

舌を上あごに付けましょう。


それだけでも

姿勢が正しやすくなります。



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