top of page

正しい姿勢(3)肋骨

正しい姿勢を作るために


足と接地

骨盤

について解説してきました。


次は肋骨についてです。


肋骨は

横隔膜と肋骨間の筋肉を使って

肺を圧迫したりして

呼吸を制御しています。



呼吸が浅い人は

吸うが中心になり

肋骨が開いた状態が癖になります


呼吸がきちんとできていないと

体幹が不安定になり

体をしっかりと支えられず

背中を緊張させて体を支えます。


一見姿勢がよく見えても

体幹が抜けているので

ちょっとの運動や日常動作で疲れやすかったり

力が入りやすく、肩こり・頭痛・腰痛に悩まされます。



ここで実験してみましょう

椅子に座っていただいて

股関節と膝が90度になるようにしてください。

足はついてもついていなくても構いません。


チェック①

胸の中心と、お腹にそれぞれ手を当てます。

自然に呼吸して。


……胸とお腹

どちらがより膨らみますか?


お腹が膨らむという方、正解です。


胸がお腹より膨らんでるかもしれないという方

もしかして少し肩も上下していませんか?


それは呼吸のために本来使わなくていい筋肉を使っています。

肩こり首コリに悩まされていませんか?

呼吸の改善が必要です。



さてチェック②

胸の前で腕を組んでください

肘がわずかに上下しますか?


上下しないという方、肋骨間の筋肉が硬く・肩が呼吸のたびに動いていませんか?

肩こりや、疲れやすさの原因になります。

呼吸の改善に取り組んでみましょう



チェック③

肋骨とお腹の境目に手を当てます。

自然に呼吸をして

息を吸うと肋骨が膨らみ

息を吐くと肋骨がへこみます

これが360度体の全方向に向かって起こります。


きちんと膨らんでいますか?

チェック①・②ができていないなかった方は

これもうまくできないかと思います。


チェック④

おへその下から外側

股関節とお腹の境目あたりに手を置いてください。

自然な呼吸をして

そこまで呼吸によって膨らみますか?


チェック①・②・③・④

できなかったものを意識してやってみてください。

特に③がお勧めです。

それだけで呼吸の改善トレーニングになります。



閲覧数:2回

最新記事

すべて表示

筋肉痛の時のマッサージ

こんにちは SOLARのフジセです。 今回は 筋肉痛の時 マッサージをしていいのかどうか まず筋肉痛とは 筋肉が高い負荷によって傷ついた状態です。 そこから筋肉が再生するまでに4日前後かかりますが この間にもっと負荷に耐えれるようにするために 筋肉が太く強くなることを超回復と呼んでいます。 結論から言うと 筋肉痛の段階によって手法を変えています。 筋肉痛が出る前だったら柔らかく筋肉を揺らして血流を

肩こりと腰

こんにちは SOLARのフジセです。 今回は 腰が動かないから 肩がこるというお話です。 力仕事や体を動かすことが多い人で 肩がこったり腕の疲れが強い人に多いのが 腰の動き(=股関節)が悪いことが原因である場合が多いです。 股関節がうまく使えず 腰のパワーが出せないために 肩で必要パワーを補ってしまうため 肩がこったり、いつもの動きなのに腕が筋肉痛になる といった現象が起こります。 そうした場合

腕のしびれと肩の位置

こんにちは SOLARのフジセです。 今日は腕のしびれについて。 腕のしびれが出る場合 神経系統の傷害が疑われます。 もちろん整形外科にかかってもらって 頸椎の損傷やヘルニアなどがないか診てもらうことが大切です。 頸椎に問題がない場合 胸郭出口症候群 になっているケースが多くみられます。 胸郭出口とは 鎖骨と肋骨の間を通って腕に神経が走る通り道です。 胸郭出口症候群は その神経の通り道が狭くなるこ

記事: Blog2_Post
bottom of page